転載 12. [色々まじぇこじぇ]
青葉木菟 胡坐かいたり肘枕
気の抜けた老人でもあるまいに些細なことで踏ん張りの利かない若い人が増えているのだろうか…。もうすぐ梅雨明けですよ。長崎は雨予報を裏切って晴れています。クマゼミの大合唱。凌霄花の季節は完ぺきに終わって、百日紅に移行、茉莉花(ジャスミン)が第2期のつぼみを膨らませています。 たましひの容れもの愛(かな)し いたづらな無常の風に吹かれ始める 愛し・・かな・し・・・・・いとおしい たましひは永遠ですもの。私たちは「容れもの」の眼でものをうたっていけばいい・・うたうしかないのです。「容れもの」はいずれ 業火に焼かれ煩悩に迷うでしょう。人間だから・・。そのときも「人間だもの」と開き直ればいいじゃないですか 「老い」はね・・「おぎゃー!」と生まれ落ちた その時から始まっています。「死」は連続する生の一部に過ぎません。「老い」もまた然りです。
雨繁吹(しぶ)き 白蛾寄りくる たましひの吾が身より出で帰りなんいざ