立冬を過ぎて [俳句]
兎抱く心われらに無かりしや
昏れ泥む浜百千の白兎かな
点心を腹にをさめて日なたぼこ
凍星や点滴終えて帰り道
銀傘や冬青空の岸に映え
ゆるゆると日を集めけり冬紅葉
立冬や角煮ほほばる街のかど
冬立つや肉まんふたつひとつづつ
小六月おもひでの地へひとり来て
2019-11-15 02:10
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