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立冬を過ぎて [俳句]

   兎抱く心われらに無かりしや
   昏れ泥む浜百千の白兎かな
   点心を腹にをさめて日なたぼこ
   凍星や点滴終えて帰り道
   銀傘や冬青空の岸に映え
   ゆるゆると日を集めけり冬紅葉
   立冬や角煮ほほばる街のかど
   冬立つや肉まんふたつひとつづつ
   小六月おもひでの地へひとり来て
   

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ふっと息を抜いただけなのに [川柳]

 おおよそ3か月も空隙のままに過ごしてしまいました。再開の一発目は川柳です。「桜を見る会」なんて・・・今まで問題にもならなかったのに問題になってしまうのは、安倍首相の人徳(?)の故であろうか?


  過充電昼のあくびが止まらない

  排水門開けて干潟が戻るのか

  再生の手を拱いて意地を張る

  分断をするのはいつも我の論理

  国交が無くていいとは言いかねる

  支援者の顔はサクラの顔である

   鼻高々と贅をふるまう安倍夫妻

  特権のひとつ花見に税使う

  桜見る会ツアー旅行のワンショット


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