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雑感三首 [短歌]

 昨夜 風呂場の排水口を掃除しようと蓋を開けてみると なんか様子が変なのである。黒い、あまりにも黒すぎる。懐中電灯を持ってきて よ~く見ると なんと!塩ビ管の周りの水受けの部分が腐食して抜け落ちているではないか。盛り上がった土やら釘やらが見えるのだ。さても夜中に大家さんを叩き起こすほどでもあるまいと、今朝、連絡したところ、飛んできて確認しながら「どうやって塞ぐか」と写真を撮りながら、金のかかる工事のことなんか端から考えてない。工事業者に聞いたのか、昼過ぎに再びやってきて小石を詰めだすじゃないか! 聞くと 水中ボンドで塞ぐと言う。なるほど・・と思う間もなく15分ほどで完了。今日はシャワーは無しですよ‥と言い残して帰っていった。「滅多にあることじゃないですな‥」と云いながらも、なんとも 呆っ気ない話ではある。


 大家さんが帰ってしばらくすると 「狐の嫁入り」かと思えるようなひなた雨が降り始めた。と思いきや急に雨脚が強くなり 瞬く間に視界は真っ白・・・。見ると青空は消えていた。 10分ほどのミニ・ゲリラ豪雨であったのだが、止んだ後に残っていたのはむせ返るような土の臭いと熱気である。それから例によって、点滴に通院。全開放で落とすので40分ほどで終了、帰宅。思い立って家具の配置換えに取り掛かって気が付けば夜になっていた。



   雑感を三首ほどひねり出す。



  歩くたび躰の塵が剝がれ落ちいつでもそれを拾ってしまう


  思い立ち家具の配置を変えてみる母の血筋が濃くわれにある


  野良の雄ブロック塀の片陰に段を枕に腹をそよがせ



 ラジオから「見上げてごらん 夜の星を~(^^♪  」が聞こえてきた。そろそろお経を読むには制限時間いっぱいだ。

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