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いまはもう再生の縁など望むべくもない [短歌生活]

 決められた時間に従って、ただやるべき業務としての応対しかできない荒んで疲れた看護者の日常。癒されることなどあろうはずもない病棟生活、いいえ家庭でも実相は変わらないだろう。いたるところに口を開けている断絶を少しでも埋めたい。  



  ゆりかへす波のまにまに羊水の記憶に還る老いのこころね


  たかだかの人生なれど代へるべき何があらうか逝くときの夢


  閉め切つてゐる窓届かざる思ひ 急かす若きのことば虚しき


  降りそそぐ光あれどもわが胸の炉心冷めゆき息絶え絶えに


  流されて遅き目覚めに蝉の声 熱きシヤワーに汗の噴き出づ


  空憶の霧にあなたの白き肌 家族写真の中に居ぬ人




 たとえ信仰を持っているとしても、いざ「老い」を意識しだすと「死」をも考えてしまう。実のところ、死ぬということがどういうことかわかっていないから、無神論もしくは不可知観に傾くときがある。幕末、僧月照が入水するときの詩に「再生の縁を願う」というようなフレーズがある。21世紀になっても、死を一般化できてはいないだろう。たしかに「生物としての死」は、観念として認識はできるが、「私」に引き寄せて考えるとき納得できないでいる。それでも安心を求めてしまうのは、この世に執着があるからだろう。それは一見生きるためと思えるが、むしろ安心して死ねるための準備なのだと思う。

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今そこにある危機 [雑感]


    ☆加熱する韓国世相~責任は文・ジェイインの心と政治路線にあると思う


  フェイスブック (私の投稿より・・)


 日本に打撃・・?・・・ではなく、米国の世界戦略、安全保障に打撃を与えるということが全く理解できていないのではないだろうか? 別の言い方をすれば、中国、ロシア、北朝鮮が大喜びをし、ブーメランとなって自国と自国の民の安全を脅かすことになるということを・・。まさに「そこにある危機」を一顧だにしていない自己保身(大統領の椅子=権力の頂点にしがみついていたい)とポピュリズムの権化と見える。前任者を否定しながらもポピュリズムに人生を賭けざるを得ない隣国の政治状況に憐れみを覚える。今の日本は侵略こそしないが、それこそ愛する者達のために戦うだろうし、自衛隊だけに責任をかぶせるわけにはいかないことはみんなが知っているだろう。だが韓国人は日本に逃げてくるのではないだろうか?在日の同胞を頼ることだけでなく・・。今の日本は敗戦直後のような無防備な状況にはない・・。ここに難民として受け入れる土壌はない。まず、対馬の韓国人たちを即刻退去させる方がよいと思う。単純に善良とはいいがたいからである。なんとなれば自国の庶民から収奪し金銭亡者になっているから・・。決して思えないのが・・「対馬のコミュニティに溶け込みそれぞれの良いところを融合させよう」という未来志向を持っているのだろうか?というところである。

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