☆和歌の気分で作ってみました。名付けて短歌古調6首


さわさわと弧悲なる言の葉に寄せて妹が魂とぞ触れなばとなむ


いづくとも憂き世と思ふ日に夜に常無きことのほかなるひとつ


うつせみの人弧悲しさをさりげ無くゆたにたゆたに雨の声聴く


うつし世と隔つる幕を透るべく恒なる里へ水流れゆけ


ひとり住む小島の谷に玉藻なす寄る辺無き身ぞ草にかぎろふ 


隠れ処(が)に玉萎ゆる草養ひてえにし結ばむわが友として