変調の波(1) [川柳]
☆ かなりの割合でおおかたの川柳人とは、兼題のとらえかたが違うような気がしている。うまくフォーカスできていない・・といわれれば首肯するしかない。まだまだ初心者の域を出ていないのだし、経験も浅い。そうであっても、自分の感性を磨いてゆく気持ちは強く持っている。もちろん、選歌されることを通して自己研鑽してゆくという点において・・である。ブログを開設するにあたって、「今の私」を・・このブログをお読みいただく方々に提示することから始めたいと思います。
6/13
夢舞台 二十歳のころと違う春
この余白 想定外の宝島
豊饒に会う予感ここは辺境
メルクマール見つからなくて ひげを剃る
6/14
窓虫に見られて真夜を跨ぐ日々
かなぶんが心の隙を突いてくる
6/15
裸虫ガラスに映る傷のあと
タバコ手に躁に向かって走りだす
変調の波を愉しむ朝の幻想(ゆめ)
レモンの双葉あの日からつながってゆく
2019-06-16 10:09
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